値動きを詳細に分析する
FX取引における値動きのチャートを見たとき、その値動きの仕方は3つのパターンに収束しています。上昇傾向、下降傾向、横ばい傾向がそれに値するもので、それぞれ、「中長期的に見れば上昇する」「中長期的に見れば下降する」「中長期的に見れば変化しない」という意味を指します。「この傾向がつかめれば誰でも利益を上げることが出来るのではないか」と考えてしまいがちですが、そう簡単にはいかないのが世の常。FXに関しても同じ事が言えるわけです。しかしながら、その傾向を精度良く見積もるための手段は確かに存在しています。
それが今回解説する「トレンドライン」なるものです。トレンドラインといってもいくつかあり、それらを説明していくと・・・まず、ある一定の期間の安値を線でつないだものを「サポートライン」といいます。この線は為替レートの下降をくい止め、上昇を支持する価格帯になることから、下値支持線とも呼ばれていますね。その逆に、一定の期間の高値を線でつないだものを「レジスタンスライン」といいます。この線は為替レートの上昇を拒む高値の壁のような存在ですから、上値抵抗線とも呼ばれていますね。このようなトレンドラインをチャートに書き込むことで、より明確に、はっきりとトレンドが見えてきます。例えばサポートラインを引いたとき、そのラインの傾きが負になる機会が一度でもあれば、それは「上昇傾向」と呼ぶことが出来ませんね(上昇傾向は、過去の安値を更新しません)。
逆にレジスタンスラインを引いたとき、その傾きが常に正であれば、それは「上昇傾向」にあるといえます(傾きが常に正である、ということは高値は一つ前の高値を必ず上まわっている。それすなわち上昇傾向なわけです)これだけだと簡単に思えますが、トレンドラインを引くためにはいくつかポイントがあって、「5分、10分単位などの短いスパンでのチャートでは意味をなさない」こと。そして「1時間や1日、1週間単位のスパンでトレンドラインを引くことでその効果が初めて現れること」があります。トレンドラインはFXで利益をもたらすための非常に重要な手法です。ぜひ一度ならず何度でも、試してみてください。